まちを読み解く:人類学に学ぶフィールドワークの手法
アートルーム企画室では、夏休みの特別ワークショップを実施いたします。
1本目の企画は「まちを読み解く:人類学に学ぶフィールドワークの手法」です。人類学者である水上優さんを講師に迎え、人類学者がフィールドで実践している「参与観察」の手法を学びます。地域の読み解きに関心あるアーティストや建築家、キュレーターやプランナーなどのみなさまにとっては特に参考になるワークショップになるかと思っております。終了後、希望者のみで講師も交えた簡単な懇親会も予定しておりますので、ぜひ奮ってご参加ください。
開催概要
日程:7月29日(土)14時〜19時
持ち物:筆記用具、メモ帳等、Googleドライブに接続できるスマホかpc
参加費:5000円(税込)懇親会別途2000円(税込/当日現地払)(持ち込み歓迎)
定員:9人
参加申込みはこちら:http://ptix.at/bi4VI3
概要:広尾のまちをあるきながら、学びます。
人類学者は人間の文化、価値観、関係性などをフィールドワークを通して考え続けています。私たちがフィールドでよく行うのが「参与観察」と「記述」です。
今回はみなさんと一緒に、まちを歩き、人々と関わりながら観察し、それを記述する体験を行います。町を歩きながらメモをする準備と、そのメモを参加者と共有するためにスマホやPCをご持参ください。
参与観察:人々の関係性の中や、固有の状況に参与(参加)しながら観察する手法
講師:水上優
人類学者。修士(人間・環境学, 京都大学)。合同会社メッシュワーク共同創業者。
国際基督教大学(ICU)、京都大学大学院にて文化人類学を修める。米国系IT企業にて勤務後、UXコンサルティング企業にてコンサルタント・特別研究員として勤務。大手メーカー等のUX企画、リサーチに携わる。人類学的な視点を企業やあらゆる組織でのリサーチやプロジェクトに取り入れるため、実践・研究を行っている。
八王子市学園都市文化ふれあい財団「演劇のための長くてゆるやかな アーティスト・イン・レジデンス」にドラマトゥルグとして参画。