象の鼻テラス「FUTURESCAPE PROJECT」公募プログラム募集
- FUTURESCAPE PROJECT 2019
私がプランナーを務めておりますスパイラルで管理運営を行なっている横浜市の創造界隈拠点「象の鼻テラス」で、「FUTURESCAPE PROJECT 2021」にて展開する公募プログラムを募集しています。
「FUTURESCAPE PROJECT」は、象の鼻テラスが2009 年の開館以来継続的に取り組んできた公共空間活用型のプロジェクトを統合し、より総合的かつ意欲的に展開するためにはじめた新規シリーズ企画です。
SDGs達成にも貢献するため、「環境」「災害」「食」「健康」「教育」「花と緑」の6分野にフォーカスし、公共空間の活用実験などを推進しています。3回目の開催となる2021年は、世界的な新型コロナ感染症の拡大を受け、「ニュー(ノーマル+クリエイティブ)ライフ」をテーマに開催します。
新型コロナ感染症の拡大により、私たちの生活は大きく変化しました。感染症の拡大を防ぐことがいまなお最優先の社会課題であることは当然の前提ですが、コロナ禍の日常を少しでも楽しく、豊かなものにしていくこともまた重要な社会課題となりつつあります。
本年度の「FURURESCAPE PROJECT」は、こうした課題を踏まえ、コロナ禍の日常を、創造的に、楽しく生きるための多彩なアイデアを集積し、試験的に実践する社会実験事業として開催します。
アイデアの集積にあたっては、仮説としての「ニュー(ノーマル+クリエイティブ)ライフ12か条」を設定しました。事業期間中は、この12か条をベースとしながら、招待アーティストによるアートプログラム、市民や企業から幅広く募集する参加プログラム、そしてコロナ禍の公共空間を考えるサミットを開催します。
本事業が、これからも長く続くであろう新型コロナ感染症の脅威と共存しつつ、心身ともに豊かに生きる社会の実現の一助となることを期待しています。
ニュー(ノーマル+クリエイティブ)ライフ12か条
- アートを飾る (教育)
- 花、植物を育てる (花と緑)
- 音楽を楽しむ、本を読む (教育)
- 自然の中で過ごす (災害)
- 大切に使い続ける (環境)
- 誰かを思いやる、助ける (教育)
- 省エネルギーで過ごす (環境)
- 食べるを考える (食)
- 身体を動かす (健康)
- 自分たちでつくってみる (災害・環境)
- 他者と対話する (教育)
- 自分のニュー(ノーマル+クリエイティブ)ライフ
を考えてみよう (全体)